【諸費用】
住宅会社によってはおよその諸費用を入れた資金計画書を提示してくれますが、小さな会社では諸費用の計算まで提示しない場合もあります。 この諸経費も合計すると大きな金額になりますので、しっかりと確認しましょう。 諸費用自体は建築会社が行う作業ではないため、どの会社からも正確な金額ではなく想定額しか出てきませんが、その額を上回ることはないと考えて大丈夫です。 諸費用には地盤調査費用・補強工事・外構工事・家具類などがあります。
【地盤調査】
地盤調査費用が既に入っているか、地盤補強工事が必要になるのか、地鎮祭を実施するのかしないのか、などの確認も必要です。 後々しなければならない工事が見積の段階で、全て工事費として計算されているのかどうか、あるいは別途とされているかを確認するようにしましょう。
【屋外給排水工事】
広告などで坪単価で表現されている場合、多くの会社は建物から外の給排水工事や引き込み工事などを含んでいません。 これには、実際に土地を見てみないことには給排水工事や引き込み工事がどのくらいなのかわからない、という理由もあります。 ですが、見積りでは概算で入っている場合もあります。 よって最初の段階の見積りでは、どこまでの工事が入っているのかを確認するしましょう。
【不確定な部分の確認】
当初の見積りでは、プランの中で不確定な要素や未定な部分は、見積りからはずすしてあることもあります。 建築工事費の総額を把握するためにも、打ち合わせ途中で話をした内容がどこまで入って、何が入っていないのかも必ず確認するようにしましょう。